モリ工業が動意、自社株取得枠設定や期末配当の増額を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/31 13:55
 モリ工業<5464.T>が後場動意づき、6%超の上昇となっている。同社はきょう午後1時頃に、10万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.01%)、2億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。取得期間は2月1日から2月29日までで、需給の改善などが期待されているようだ。

 また、あわせて期末配当を従来計画比30円増額の60円とすることも明らかにしており、これも好感されているもよう。中間配の30円とあわせた年間配当は計90円(従来計画は60円)となる。

 なお、同時に公表した20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の連結決算は、売上高が320億9500万円(前年同期比3.6%減)、営業利益が29億1900万円(同20.2%減)で着地。ステンレス管などの販売数量が減少したほか、利益面では製造コストの上昇や生産高減少に伴う工場稼働率の低下が影響した。通期業績予想は従来計画を据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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