「院内感染」が１２位にランク、新型肺炎の「指定感染症」の政令施行で関心高まる＜注目テーマ＞

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　みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「院内感染」が１２位となっている。

　新型コロナウイルスによる肺炎を巡って、世界保健機関（ＷＨＯ）は「緊急事態」を宣言した。これを受けて、日本政府が法律に基づいて強制的な入院などの措置をとることができる「指定感染症」とする政令施行を、予定している２月７日から前倒しする方向で検討に入ったことが伝わっている。感染症指定医療機関などでは受け入れ体制の整備を急ぐと同時に、これまで以上に院内感染対策を徹底するとみられるなか、市場からも関連銘柄に対して関心が高まっている。

　こうしたなか、除菌製品を取り扱う中京医薬品<4558.T>がストップ高に買われているほか、マスクや感染リスク対策としての全自動内視鏡洗浄消毒装置などを手掛ける興研<7963.T>や、ガーゼ、脱脂綿など医療用衛生材料大手の川本産業<3604.T>、クリーンパーテイションやクリーンブースなどの機器を販売する日本エアーテック<6291.T>などが物色人気となっている。

出所：MINKABU PRESS