NESICが後場下げ幅を縮小、20年3月期営業利益予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/29 12:57
 NECネッツエスアイ<1973.T>が後場に入り下げ幅を縮小している。前引け後に、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を140億円から150億円(前期比17.4%増)へ上方修正したことが好感されている。

 働き方改革に関連したICTサービスやホテル向けのネットワーク構築、消防救急システムや防災行政無線システムなどを中心とした社会公共インフラ分野が堅調に推移していることで、売上高は3000億円(同7.9%増)の従来見通しを据え置いたが、売上高の増加に伴い固定費の効率が向上したことに加え、組織横断的な人材活用を通じたリソース効率の向上やプロジェクト管理の徹底などで、収益性改善効果が想定以上に進展していることが利益を押し上げるという。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高2140億3200万円(前年同期比12.1%増)、営業利益82億800万円(同30.6%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,300.0
(01/09)
0.0
(---)