日足・複合チャート観測では、米ドル/円は下値しっかりか
【注目ポイント】「逆ペナント型保ち合い」
【見通し】「109.374円」割れなら、下降モメンタムが強まる可能性も
【下値メド】「107円台ミドル」付近までの下押しもあり得そう
今月半ばに、昨年5月以来となる110円台前半まで上昇した米ドル/円ですが、足もとではやや失速気味の相場展開となっています。
上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態となっていること、3) ローソク足が21日MAおよび先行1スパン付近にあること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方にあること、そして、5) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている(別図赤色点線丸印)ことから、米ドル/円・日足・複合チャートでは、上下圧力が拮抗するレンジ相場となっていることが視認できます。
24日時点では、上記3)で記載した通り、ローソク足が約1ヵ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MA(≒109.374円)付近で推移し、その下方には比較的分厚い青色の雲(=サポート帯、先行スパン)があることから、ある程度下値がしっかりとした相場展開となりそうです。
【見通し】「109.374円」割れなら、下降モメンタムが強まる可能性も
【下値メド】「107円台ミドル」付近までの下押しもあり得そう
今月半ばに、昨年5月以来となる110円台前半まで上昇した米ドル/円ですが、足もとではやや失速気味の相場展開となっています。
上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態となっていること、3) ローソク足が21日MAおよび先行1スパン付近にあること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方にあること、そして、5) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている(別図赤色点線丸印)ことから、米ドル/円・日足・複合チャートでは、上下圧力が拮抗するレンジ相場となっていることが視認できます。
24日時点では、上記3)で記載した通り、ローソク足が約1ヵ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MA(≒109.374円)付近で推移し、その下方には比較的分厚い青色の雲(=サポート帯、先行スパン)があることから、ある程度下値がしっかりとした相場展開となりそうです。