フジコピアン、前期経常を29%下方修正、配当も13円減額

配信元:株探
投稿:2020/01/17 15:30
 フジコピアン <7957> [東証2] が1月17日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の6億6000万円→4億7000万円(前の期は6億6100万円)に28.8%下方修正し、減益率が0.2%減→28.9%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億5000万円→6000万円(前年同期は3億4800万円)に76.0%減額し、減益率が28.2%減→82.8%減に拡大する計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の75円→62円(前の期は75円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  特に第3四半期以降、米中貿易摩擦を主要因とした景気減速の影響による市場での在庫調整等により、主力製品群の販売が想定以上に落ち込みました。利益面におきましては、連結子会社の業績が比較的堅調に推移し、また、グループを挙げた生産の効率化および販売費・一般管理費の抑制等によるコスト削減に取り組んでまいりましたが、売上減少による利益影響をカバーするに至りませんでした。

  当社は、将来の成長に必要なキャッシュフローや内部留保等を勘案しつつ、経営成績に応じ、安定した配当を実施することを基本方針としております。 上記の基本方針および今回の2019年12月期の業績予想の修正を踏まえ、誠に遺憾ながら、2019年12月期における期末配当予想を1株あたり75円から62円に修正いたします。修正予想を踏まえた年間配当金の連結配当性向は29.7%となる見通しです。(前年度の連結配当性向の実績は23.8%です) なお、今後、連結配当性向 25%から30%程度を目安に、安定的な配当を維持してまいる所存でございます。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な   要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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