予断を許さない中東情勢

投稿:2020/01/08 14:50

予断を許さない中東情勢

本日は朝から荒れた展開となっており、ドル円はイラクの米軍基地空爆報道を受けて一時107.65円付近まで下落。しかし、昼前には「イランは米国の報復がない場合は、攻撃を停止する」とのヘッドラインが流れたほか、イランが国連安保理に「戦争は求めていない」という書簡を送っていることも判明したことで急激な反発がおこりました。ドル円は下げ幅をすべて戻すなど、マーケットは上がるも下がるも中東情勢次第の展開となっています。

コメント1つで流れが変わるヘッドライン相場なので偏った相場観は持たないように気を付ける必要がありそうです。ただし、短期的に米国とイランの関係が改善するとは思えないので、どうしてもダウンサイドを警戒しながらのトレードになります。もちろん、リバウンド狙いの買いは可能ですが、短期にとどめておくのが無難で、上値に見極めがつけば再び売り場を探すのが得策と考えています。

また、気になるのが今回の米軍基地空爆を受けてのトランプ大統領のツイートでしょう。戦争は避けたいが弱気スタンスも見せられないトランプ大統領がどう反応するのか注目です。
井口喜雄
トレイダーズ証券 為替ディーラー
配信元: 達人の予想