7日のマザーズ先物は前日比16.0pt高の879.0ptと大幅に反発した。なお、高値880.0pt、安値は870.0pt、取引高は1058枚。本日のマザーズ先物は、昨日の大幅下落の原因となった中東情勢の緊迫化懸念が一服する形で買い戻しが優勢となった。前日の米国市場では、行き過ぎた地政学リスクの懸念が後退し、主要株価指数は揃って反発。為替も1ドル=108円40銭台まで円安方向に戻していたことから、本日の東京市場でも全面的に買い戻しが先行した。こうした背景から、個人投資家心理は改善し、昨日大きく下落したメルカリ<4385>をはじめとした時価総額上位銘柄にも買い戻しが入り、マザーズ先物の上昇に寄与した。その他、直近IPO銘柄への物色も非常に活発で、売買代金上位には関連銘柄が並ぶ格好となった。指数寄与度の高いところでは上述したメルカリのほかSansan<4443>も大幅に上昇した。直近IPO銘柄では、フリー<4478>、マクアケ<4479>、AIinside<4488>、スペースマーケット<4487>などを筆頭に上昇した銘柄が目立った。
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