キョーリンが3日ぶり反発、米アティール社との新規免疫調節薬に関するライセンス契約を締結
キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>が3日ぶりに反発している。6日の取引終了後、子会社である杏林製薬が米アティール・ファーマ(カリフォルニア州)と、アティール社が創製した新規免疫調節薬「ATYR1923」について、ライセンス契約を締結したと発表しており、パイプラインの強化につながるとの期待感から買われているようだ。
今回のライセンス契約は、杏林製薬が重点領域とする呼吸器科領域での製品ラインアップの拡充を図り、同領域での更なるプレゼンス向上を図るのが狙い。契約に基づき、杏林製薬は間質性肺疾患を対象とする同剤の日本における開発・販売に関する独占的権利を取得し、アティール社に契約一時金(800万ドル)及び開発から発売までの進展に応じたマイルストンペイメントを支払うことになる。また発売後には、正味売上高に対する一定率のロイヤルティーと販売マイルストンを支払うとしており、販売マイルストンを含むマイルストンペイメントは最大で1億6700万ドルに上るとしている。
出所:MINKABU PRESS
今回のライセンス契約は、杏林製薬が重点領域とする呼吸器科領域での製品ラインアップの拡充を図り、同領域での更なるプレゼンス向上を図るのが狙い。契約に基づき、杏林製薬は間質性肺疾患を対象とする同剤の日本における開発・販売に関する独占的権利を取得し、アティール社に契約一時金(800万ドル)及び開発から発売までの進展に応じたマイルストンペイメントを支払うことになる。また発売後には、正味売上高に対する一定率のロイヤルティーと販売マイルストンを支払うとしており、販売マイルストンを含むマイルストンペイメントは最大で1億6700万ドルに上るとしている。
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