<動意株・23日>(大引け)=マクドナルド、テセック、ナビタスなど
日本マクドナルドホールディングス<2702.T>=出来高増勢で3日続伸。17日につけた直近安値5210円を底に切り返しに転じている。26日の権利付き最終日を控え、配当(期末30円)及び株主優待(マクドナルドの優待食事券)狙いの個人投資家の買いが入っているようだ。
テセック<6337.T>=マドを開けて買われ急速人気化。半導体分類装置及び測定装置では世界屈指の実力を持っている。中国や台湾向けなどで実績が高く、米中交渉進展を背景に両国対立の構図が緩むなか、半導体市況底入れの動きが今後加速するとの見方がフォローの風となっている。車載用パワー半導体向けを戦略的に開拓する構えにあり、今後電気自動車(EV)市場の拡大は同社の経営戦略が図に当たる可能性がある。時価総額100億円未満と小型で足が速く、信用買い残も枯れた状態。21年3月期の業績回復を見込んだ買いがにわかに厚みを増してきた。
ナビタス<6276.T>=急伸。同社は20日、新中期経営計画を発表しており、これが材料視されているようだ。最終年度となる23年3月期の連結業績目標は、売上高を75億円(19年3月期実績は49億3600万円)、営業利益を7億5000万円(同2億2900万円)に設定。顧客のニーズに新たな技術で応える「技術革新型企業」、世界中の顧客に自社の製品・技術とサービスを届ける「グローバル企業」への変革などを掲げている。
栄電子<7567.T>=商い膨らませ大幅高で3日続伸。米株高にも関わらず全体相場ははっきしない動きが続いているが、中小型材料株人気の流れは健在で、きょうは半導体関連の中小型株が集中的に物色されている。そのなかメモリー市況改善期待を背景とした設備投資需要回復への期待で製造装置関連株に人気化する銘柄が多いが、相対的に出遅れる同社のような半導体商社にもリターンリバーサル狙いの買いが本格化しつつある。
竹田印刷<7875.T>=ストップ高。中部を地盤に商業印刷を手掛けるが、注目されるのは同社が半導体関連マスク事業を手掛けていることで、ここ人気が加速しつつある半導体小型株物色の波に一気に乗る形となった。CAD設計からマスク製造まで一貫して対応できる生産体制を構築し、ハイクオリティーな製品で顧客開拓が続いている。株価指標面でも、PBR0.5倍割れの水準で大幅な水準訂正余地がある。
千趣会<8165.T>=ストップ高。前週末20日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、営業損益を7億円の赤字から5億円の黒字(前期40億6300万円の赤字)へ、最終利益を63億円から79億円(同60億2700万円の赤字)へ上方修正し、営業損益を赤字から黒字予想としたことが好感されている。売上高は890億円(同21.5%減)の従来見通しを据え置いたものの、事業構造改革によって売上総利益率の改善と全般的なコスト削減の取り組みが順調に進んだことが貢献した。また、第4四半期に来期以降の顧客基盤の構築に向けて行ったテレビCMやWEBCMなどで販促費を効率的に投下できたことや、費用対効果を考慮してその他販促費の一部を絞り込んだことなども寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
テセック<6337.T>=マドを開けて買われ急速人気化。半導体分類装置及び測定装置では世界屈指の実力を持っている。中国や台湾向けなどで実績が高く、米中交渉進展を背景に両国対立の構図が緩むなか、半導体市況底入れの動きが今後加速するとの見方がフォローの風となっている。車載用パワー半導体向けを戦略的に開拓する構えにあり、今後電気自動車(EV)市場の拡大は同社の経営戦略が図に当たる可能性がある。時価総額100億円未満と小型で足が速く、信用買い残も枯れた状態。21年3月期の業績回復を見込んだ買いがにわかに厚みを増してきた。
ナビタス<6276.T>=急伸。同社は20日、新中期経営計画を発表しており、これが材料視されているようだ。最終年度となる23年3月期の連結業績目標は、売上高を75億円(19年3月期実績は49億3600万円)、営業利益を7億5000万円(同2億2900万円)に設定。顧客のニーズに新たな技術で応える「技術革新型企業」、世界中の顧客に自社の製品・技術とサービスを届ける「グローバル企業」への変革などを掲げている。
栄電子<7567.T>=商い膨らませ大幅高で3日続伸。米株高にも関わらず全体相場ははっきしない動きが続いているが、中小型材料株人気の流れは健在で、きょうは半導体関連の中小型株が集中的に物色されている。そのなかメモリー市況改善期待を背景とした設備投資需要回復への期待で製造装置関連株に人気化する銘柄が多いが、相対的に出遅れる同社のような半導体商社にもリターンリバーサル狙いの買いが本格化しつつある。
竹田印刷<7875.T>=ストップ高。中部を地盤に商業印刷を手掛けるが、注目されるのは同社が半導体関連マスク事業を手掛けていることで、ここ人気が加速しつつある半導体小型株物色の波に一気に乗る形となった。CAD設計からマスク製造まで一貫して対応できる生産体制を構築し、ハイクオリティーな製品で顧客開拓が続いている。株価指標面でも、PBR0.5倍割れの水準で大幅な水準訂正余地がある。
千趣会<8165.T>=ストップ高。前週末20日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、営業損益を7億円の赤字から5億円の黒字(前期40億6300万円の赤字)へ、最終利益を63億円から79億円(同60億2700万円の赤字)へ上方修正し、営業損益を赤字から黒字予想としたことが好感されている。売上高は890億円(同21.5%減)の従来見通しを据え置いたものの、事業構造改革によって売上総利益率の改善と全般的なコスト削減の取り組みが順調に進んだことが貢献した。また、第4四半期に来期以降の顧客基盤の構築に向けて行ったテレビCMやWEBCMなどで販促費を効率的に投下できたことや、費用対効果を考慮してその他販促費の一部を絞り込んだことなども寄与した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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