ドル/円、ボラティリティは歴史的低水準に
20日のドル/円は、終値ベースで約0.1%の小幅高。米7-9月期個人消費・確定値など、堅調な米経済指標を受けてNY市場で僅かにドル買いが優勢となったが、109円台前半を中心に総じて動きは小さかった。通貨オプションの1週間物インプライドボラティリティ(予想変動率)が過去最低の2%台に低下しており、今週のドル/円は動意に乏しい展開が続くとの見方が大勢だ。なお、インプライドボラティリティは1カ月物でも過去最低の3%台に低下しており、年末年始にかけてもドル/円相場の膠着が続くと見られている。明日からのクリスマス休暇を前に、本日も小幅な値動きが続く公算が大きい。