以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年12月15日15時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■イオンモール<8905>
東海東京調査センターが12月13日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を2,400円としたことが伝わっています。
私は、PBR(株価純資産倍率)が1.1倍程度と株価に割安感があることに注目しています。もっとも、ただ割安だからいいというわけではありません。注目すべきは、このところパフォーマンスが良好な成長が期待できるバリュー株ということです。レポートでは、「中長期では、海外の利益貢献と増床・リニューアルを通じた国内モール事業の堅調な伸びによる成長が見通せる」としているように、同社株も勝ちパターンに該当すると考えます。
株価は短期的に高値圏にありますが、週足チャートではまだ低い水準にあります。早期に2,000円台を回復し、目標株価の2,400円台を目指す動きに期待しています。
■NITTOKU<6145>
東海東京調査センターが12月13日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を5,500円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「今後、5G対応スマホなど向けに巻線システムの受注が大きく増加すると予想している」というもの。5G関連の株価は期待先行で上昇しており、これだけでは織り込み済みとなる可能性が高いです。しかし、「業績回復を背景にこれまで株価は上昇してきたが、21.3期の営業利益が過去最高益を更新するシナリオは織り込まれていないと判断している」と補足しており、担当アナリストは株価上昇シナリオに相当の自信があることが感じられます。
需給面でも信用倍率は0.52倍と取り組みが良好であり、株価が4,000円台を回復するようだと、売り方の買い戻しを巻き込んだ上昇に発展する可能性が高いと考えられます。
※ブログでは株価レーティングを利用した運用記録を公開しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」
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※2019年12月15日15時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■イオンモール<8905>
東海東京調査センターが12月13日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を2,400円としたことが伝わっています。
私は、PBR(株価純資産倍率)が1.1倍程度と株価に割安感があることに注目しています。もっとも、ただ割安だからいいというわけではありません。注目すべきは、このところパフォーマンスが良好な成長が期待できるバリュー株ということです。レポートでは、「中長期では、海外の利益貢献と増床・リニューアルを通じた国内モール事業の堅調な伸びによる成長が見通せる」としているように、同社株も勝ちパターンに該当すると考えます。
株価は短期的に高値圏にありますが、週足チャートではまだ低い水準にあります。早期に2,000円台を回復し、目標株価の2,400円台を目指す動きに期待しています。
■NITTOKU<6145>
東海東京調査センターが12月13日に投資判断を新規に「OUTPERFORM(強気)」、目標株価を5,500円としたことが伝わっています。
レポートの内容は、「今後、5G対応スマホなど向けに巻線システムの受注が大きく増加すると予想している」というもの。5G関連の株価は期待先行で上昇しており、これだけでは織り込み済みとなる可能性が高いです。しかし、「業績回復を背景にこれまで株価は上昇してきたが、21.3期の営業利益が過去最高益を更新するシナリオは織り込まれていないと判断している」と補足しており、担当アナリストは株価上昇シナリオに相当の自信があることが感じられます。
需給面でも信用倍率は0.52倍と取り組みが良好であり、株価が4,000円台を回復するようだと、売り方の買い戻しを巻き込んだ上昇に発展する可能性が高いと考えられます。
※ブログでは株価レーティングを利用した運用記録を公開しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:☆副業時代の株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で安定収入!「トランプ式投資術」
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