決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 鎌倉新書、ラクスル、クスリアオキ (12月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月11日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　クスリアオキ <3549>
　20年5月期の連結経常利益を従来予想の153億円→129億円(前期は146億円)に15.7％下方修正し、一転して11.8％減益見通しとなった。

▲No.3　三井ハイテク <6966>
　20年1月期の連結経常損益を従来予想の5億円の黒字→1億円の赤字(前期は8.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.4　オハラ <5218>
　19年10月期の連結経常利益は前の期比69.1％減の11.4億円に落ち込み、従来予想の14億円を下回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3169> ミサワ 　　　　東１ 　 -15.08 　 12/12　　　3Q　　　125.17
<3549> クスリアオキ 　東１ 　 -14.83 　 12/12　　上期　　　 -2.70
<6966> 三井ハイテク 　東１ 　 -13.34 　 12/12　　　3Q　　　　赤転
<5218> オハラ 　　　　東１ 　 -12.16 　 12/12　本決算　　　-21.47
<6184> 鎌倉新書 　　　東１　　 -7.91 　 12/12　　　3Q　　　 13.53

<6535> アイモバイル 　東１　　 -6.95 　 12/12　　　1Q　　　-71.66
<2695> くら寿司 　　　東１　　 -4.07 　 12/12　本決算　　　　3.19
<3361> トーエル 　　　東１　　 -1.77 　 12/12　　上期　　　-26.60
<7605> フジコーポ 　　東１　　 -1.59 　 12/12　本決算　　　　1.06
<4384> ラクスル 　　　東１　　 -0.60 　 12/12　　　1Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース