菊池製作が急反落、上期営業利益が計画下回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/12 14:51
 菊池製作所<3444.T>が急反落している。11日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算が、売上高27億2900万円(前年同期比6.0%減)、営業利益800万円(前年同期2000万円の赤字)、最終損益5500万円の赤字(同800万円の黒字)となり、営業黒字を確保したものの、従来予想の営業利益2500万円を下回って着地したことが嫌気されている。

 ロボット・装置などは、医療機器受託製造などの受注が増加したことで好調に推移しているものの、試作・金型製品は事務機器が落ち込んだことに加えて、時計分野及び自動車分野などの拡大が進まなかったことが響いた。また、持ち分法による投資損失が拡大したことも最終損益を悪化させたとしている。

 なお、20年4月期通期業績予想は、売上高61億1000万円(前期比1.2%増)、営業利益2億5600万円(同2.2倍)、最終利益1億5400万円(同83.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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