決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＭＴＧ、メディアＳ、ストリーム (12月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月6日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　メディアＳ <4824>
　20年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の3000万円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の3400万円の赤字をすでに上回った。

★No.3　ストリーム <3071>
　20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は7000万円の黒字(前年同期は9400万円の赤字)に浮上したが、通期計画の1億9100万円に対する進捗率は36.6％にとどまり、5年平均の50.6％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7806> ＭＴＧ 　　　　東Ｍ　　 +5.39 　 12/ 9　本決算　　　　赤縮
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +4.02 　 12/ 9　　　1Q　　　172.73
<3071> ストリーム 　　東２　　 +1.18 　 12/ 9　　　3Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース