今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/12/02 15:34

今夜から明朝の注目材料は

欧米時間のドル/円予想レンジ:109.200-110.100円

東京市場のドル/円は、日本株の大幅反発や米長期金利の上昇を背景に5月30日以来となる109.70円台まで上伸しました。その後はやや伸び悩んでおり、欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

12/2(月)
16:00 トルコ7-9月期GDP
16:00 レーン・フィンランド中銀総裁講演
16:30 スイス10月小売売上高
17:30 スイス11月SVME購買部協会景気指数
17:50 仏11月製造業PMI・改定値
17:55 独11月製造業PMI・改定値
18:00 ユーロ圏11月製造業PMI・改定値
18:30 英11月製造業PMI・改定値
23:00 ラガルドECB総裁議会証言
23:45 米11月製造業PMI・改定値
24:00☆米11月ISM製造業景気指数
24:00 米10月建設支出

12/3(火)
09:30 豪7-9月期経常収支
12:30☆RBA政策金利

※☆は特に注目の材料

本日から12月相場がスタート。米国は感謝祭休暇明けでもあります。米中通商協議は、不透明感がくすぶりながらも合意への最低限の期待は維持されているようです。そうした中、米11月ISM製造業景気指数がドル高の流れを後押しできるか注目です。市場予想は49.2となっており、節目の50.0には届かないものの前月(48.3)からは改善する見込みとなっています。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想