ドル/円、109円台半ばで横ばい
昨日のドル/円は、ほぼ横ばいの109.50円台でクローズ。米国で香港人権法が成立した事から109.30円台に小緩む場面もあったが、中国側の強い反発にもかかわらず下値は堅かった。中国の対米報復措置などが気になるところではあるが、市場では香港人権法は米中通商協議の頓挫には繋がらないとの見方が大勢のようだ。そうした見方に変化がなければ、ドル/円は本日も底堅く推移する見通し。ただ、本日は月末最終日となる上に、米国勢が感謝祭休暇中(米株式・債券市場は短縮取引)とあって市場の動意は限定的だろう。そうした中で109円台後半から110円にかけて並ぶ売りオーダーをこなすのは難しそうだ。109円台半ばを中心とする狭いレンジで推移する公算が大きい。