ベストバイが決算受け上昇 米国内が好調 ホリデーシーズンへの期待も=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/26 23:59
 家電量販店のベストバイが上昇。取引開始前に8-10月期決算を発表しており、売り上げの90%を占める米国内での既存店売上高が好調だった。また、通期の見通しについても、既存店売上高、1株利益とも上方修正している。

 同社のバリーCEOは声明で、「まもなく始まるホリデーシーズンに期待を高めている。我々は再び業界最高水準の品揃えと驚異的なサービスを準備し、在庫も確保した。オンラインで注文する顧客には、会員登録が不要なほか、購入額の下限もなく、何千もの商品を翌日無料で配送するほか、注文から1時間以内に店舗で商品を受け取ることもできる」と述べた。

(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:1.7%(予想:1.2%)
  米国:2.0%(予想:1.4%)
  海外:-1.9%(予想:-0.7%)
・1株利益(調整後):1.13ドル(予想:1.03ドル)
・売上高:97.6億ドル(予想:97億ドル)
  米国:89.6億ドル
  海外:8億ドル 

(11-1月・第4四半期見通し)
・既存店売上高:0.5~3%
・1株利益(調整後)2.65~2.75ドル(予想:2.64ドル)
・売上高:147.5~151.5億ドル(予想:150.1億ドル)

(通期見通し)
・既存店売上高:1~2%(従来:0.7~1.7%)
・1株利益(調整後):5.81~5.91ドル(従来:5.60~5.75ドル(予想:5.74ドル)
・売上高:432~436億ドル(従来:431~436億ドル)(予想:433.8億ドル)

(NY時間09:49)
ベストバイ 79.28(+5.03 +6.77%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)