調整は短期的か?
10月31日、イビデンの第2四半期業績の発表があり、従来予想の営業利益65億円に対し、76億円以上の利益を実現し、業績の好調ぶりを示した。通期の業績見通しは変えていない(営業利益は67.7%増益の170億円、純利益は2.1倍の70億円)が、為替や、米中貿易問題の緩和など、一定の条件がそろえば、通期業績見通しの上方修正も視野に入るだろう。
同社で作成するICパッケージ基盤は、ICTの拡大によって、データセンターでの需要が急拡大しており、これらの需要が、安定的に伸びている。一方で、不採算事業の整理が進み、この第2四半期では、売上減少と営業利益の増加を同時に実現し、利益率の上昇に成功した。このような事業構成などの体質変化による利益率の改善は、株価に中期的な好影響を及ぼしやすい。
同社株価は、2016年以降の中期的な上昇局面にあり、2010年の3600円を目指すことも可能な事業環境が出現してくる可能性がある。短期的には、第2四半期業績の発表後、日経平均の高値警戒感に押され、調整を余儀なくされたが、日経平均同様、先週は25日移動平均線を上に抜け、調整が短期的に終わる様相を見せている。
同社で作成するICパッケージ基盤は、ICTの拡大によって、データセンターでの需要が急拡大しており、これらの需要が、安定的に伸びている。一方で、不採算事業の整理が進み、この第2四半期では、売上減少と営業利益の増加を同時に実現し、利益率の上昇に成功した。このような事業構成などの体質変化による利益率の改善は、株価に中期的な好影響を及ぼしやすい。
同社株価は、2016年以降の中期的な上昇局面にあり、2010年の3600円を目指すことも可能な事業環境が出現してくる可能性がある。短期的には、第2四半期業績の発表後、日経平均の高値警戒感に押され、調整を余儀なくされたが、日経平均同様、先週は25日移動平均線を上に抜け、調整が短期的に終わる様相を見せている。