株価は高値圏!株価はまだ上がる?そろそろ下がる?【2019/11/18-2019/11/22】

著者:横山利香
投稿:2019/11/16 23:54

短期売買でトレンド発生待ち

日経平均株価は11月8日金曜日、2万3,303.32円で取引を終えました。
前回「株価は2018年10月に空いた窓を目指して上昇する可能性がある。どこまで上昇トレンドが継続するのか注目しつつ、トレンド転換するまではトレンドフォロー戦略で短期売買がよい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で取引を終えました。

米国の株式市場は高値で推移した週でした。
ドル円相場は小動きの週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は11月8日に一時2万3,591.09円まで上昇し、年初来高値を更新しました。ただ節目の2万3,500円を超えたことや空いていた窓を埋めたことで達成感が出たようで、利益確定の売りが出たようです。

目標上値は2万3,550円、下値は2万2,350円、それぞれプラスマイナス200円とします。

株価は下値支持線を割り込み、足元は調整に転じています。波動が完成した可能性も考えられますが、次なるトレンドの発生に向けては時間が必要です。足元は上値抵抗線を抜けられるか確認していきましょう。
米国の株式市場では、ニューヨークダウが2万8,000ドル超と高値更新が続き、好調な地合いが継続しています。空売りたい欲求に駆られますが、トレンド転換しない間は踏み上げられる可能性のほうが高いので、上昇トレンドが継続している間はただただついていく以外ありません。
外部環境の動きを注視しつつ、次のトレンド発生までは短期売買に徹するか、いったん様子見でもよいでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想