三桜工が一時18%高と急反騰、20年3月期業営業利益予想と配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/15 09:38
三桜工が一時18%高と急反騰、20年3月期業営業利益予想と配当予想を上方修正  三櫻工業<6584.T>が急反騰し一時、前日比222円(18.0%)高の1453円に買われている。14日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を26億円から45億円(前期比2.1倍)へ、純利益を6億円から18億円(前期85億2500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて従来中間・期末各3円の年6円を予定していた配当予想を各7円50銭の年15円にすると発表しており、これが好感されている。

 欧州やインドにおける環境規制強化の影響などにより売上高は1450億円から1430億円(同1.8%増)へ下振れるものの、国内拠点及び米国をはじめとした海外拠点で生産効率の改善や物流費の低減、固定費の削減などを進めていることが奏功する。特に欧州事業では、不採算製品についての販売価格の見直しと品質ロス低減などの原価改善、間接人員削減を含む固定費の削減など徹底した収益性改善策を行っており、これが寄与する見通し。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高724億4500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益28億7800万円(同15.0%増)、純利益20億6200万円(同2.6倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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