ラオックス、今期経常を一転赤字に下方修正

　ラオックス <8202> [東証２] が11月14日大引け後(16:30)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は30.1億円の赤字(前年同期は10.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→22億円の赤字(前期は13.4億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の27.9億円の黒字→3.9億円の黒字(前年同期は4.8億円の赤字)に85.9％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は4.1億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-1.7％→-1.2％に改善した。

株探ニュース