奥村組、今期経常を23%下方修正、配当も3円減額

配信元:株探
投稿:2019/11/14 16:00
 奥村組 <1833> が11月14日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比48.0%減の40.5億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の120億円→93億円(前期は150億円)に22.5%下方修正し、減益率が20.5%減→38.4%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.2%減の52.4億円に減る計算になる。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の118円→115円(前期は153円)に減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比41.5%減の18.2億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.7%→3.3%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (個別業績予想)  建築事業の売上高の減少及び売上総利益率の悪化による売上総利益の減少等により、営業利益は前回発表予想を約2,800百万円下回る約8,200百万円、経常利益は同約2,200百万円下回る約10,400百万円、当期純利益は保有株式の一部売却を見込んだこと等により、同約500百万円下回る約8,700百万円となる見込みです。 また、土木事業及び建築事業の売上総利益率は10.2%(土木13.5%、建築7.4%)となる見込みです。(前回発表予想11.3%(土木13.8%、建築9.3%))(連結業績予想) 個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想の修正を行うものです。

  利益配分については経営上の最重要課題の一つと認識しており、連結総還元性向50%以上かつ連結配当性向30%以上(業績にかかわらず、かねてよりの安定配当1株当たり45円を下限とする)を株主還元の基本方針としています。 この基本方針を踏まえた上で、当期の年間配当金予想については、資金需要等を勘案し、個別配当性向50%相当額としており、1株当たり期末配当金を前回予想の77円から3円減配した74円に修正し、1株当たり年間配当金は中間配当金41円と合わせた115円といたします。(注)上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。 
配信元: 株探

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