西芝電、TOBに伴い今期配当は見送り

配信元:株探
投稿:2019/11/13 15:40
 西芝電機 <6591> [東証2] が11月13日大引け後(15:40)に配当修正を発表。TOBに伴い、従来未定としていた20年3月期の期末一括配当を見送る。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けに関して、賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して本公開買付けへの応募を推奨する旨の決議をいたしました。なお、当該意見の表明に係る当社の取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続を経て当社を公開買付者の完全子会社とすることを企図していること、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです(詳細につきましては、本日公表いたしました「支配株主である東芝インフラシステムズ株式会社による当社株券等に対する公開買付けに係る意見表明及び応募推奨に関するお知らせ」をご参照ください。)。 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけており、剰余金の配当につきましては、安定配当の継続を基本方針とし、当期および今後の業績等を総合的に勘案して決定することとしている中、2019年8月26日公表の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」において、2020年3月期の期末配当予想に関しては「当社を取り巻く経営環境は依然として厳しく、先行きが不透明な状況でありますので、現時点では引き続き未定とさせていただきます。今後の業績等を総合的に勘案し、見通しが得られ次第速やかにお知らせいたします。」と公表しておりました(また、当社が2019年10月30日に公表した2020年3月期の第2四半期決算短信においても、2020年3月期の期末配当予想につきましては未定としておりました。)。 今般、本公開買付けの決済後の2020年3月31日を基準日とした配当を行う場合、本公開買付けに応募する株主の皆様と本公開買付けに応募しない株主の皆様との間に経済的効果の差異が生じる可能性があるため、株主の皆様の間で公平性を確保する観点から、2019年11月13日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2020年3月期の配当予想を修正し、2020年3月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。
配信元: 株探

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