日触媒、上期税引き前が47％減益で着地・7-9月期も43％減益

　日本触媒 <4114> が11月6日後場(14:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比47.4％減の86.7億円に落ち込み、通期計画の210億円に対する進捗率は41.3％にとどまり、さらに前年同期の51.3％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比21.2％減の123億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比43.2％減の37.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8％→3.9％に悪化した。

株探ニュース