三共興、今期経常を一転17％減益に下方修正

　三共生興 <8018> が11月5日午前(11:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.9％減の10.5億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の25億円→20億円(前期は24.1億円)に20.0％下方修正し、一転して17.2％減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の17億円→37億円(前期は16.8億円)に2.2倍上方修正し、増益率が1.0％増→2.2倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比25.6％減の9.4億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比16.3％増の6.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.1％→10.0％に改善した。

株探ニュース