田辺三菱、上期税引き前は65％減益・通期計画を超過

　田辺三菱製薬 <4508> が10月30日後場(14:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比65.1％減の121億円に大きく落ち込んだが、通期計画の120億円に対する進捗率が101.2％とすでに上回り、さらに4年平均の57.0％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前損益は1.4億円の赤字(前年同期は156億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比80.5％減の29.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.6％→3.3％に急低下した。

株探ニュース