小森は大幅続落、想定為替レート見直しなど響き20年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/29 13:04
 小森コーポレーション<6349.T>は大幅続落している。28日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を932億円から922億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を23億円から10億円(同63.0%減)へ、最終利益を14億円から1億円(同93.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 英国のEU離脱問題やドイツの景気減速などにより欧州の売上高が計画より減少する見込みに加えて、下期のユーロの為替レートを期初予想よりも円高で想定したことなどから営業利益が減少し、更に営業外損益の為替差損が増加する見込みとしている。なお、下期の想定為替レートは、ドルは1ドル=105円の従来見通しを据え置いたものの、ユーロは1ユーロ=120円から115円に変更している。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高410億6800万円(前年同期比2.1%増)、営業損益3億4100万円の赤字(前年同期2億5800万円の赤字)、最終損益9億6800万円の赤字(同1億5000万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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