ペンス米副大統領の対中政策に要警戒
ドル円に関しては明日24日にペンス米副大統領が対中政策について演説を行うため、大きくポジションを傾けるには少しリスクが高い局面です。ちょうど1年前になりますが、ペンス米副大統領は演説で中国の行動を厳しく批判、その結果として米中貿易戦争が悪化したという背景があるだけに1年前と同様強硬姿勢に変化がない場合、あしもと米中間のリスクオンムードは一気に剥落することになります。一方で中国に対して柔軟姿勢を示すようだとマーケットは大きくリスクオンに傾きます。ペンス米副大統領が中国に対して柔軟姿勢を示す想像がつきませんが、来年の大統領選挙を見据えての忖度もあるかもしれないので現時点では中立スタンスで様子をみるのが賢明です。
テクニカル面では109円付近にある200日移動平均線は強固なレジスタンスとして機能しそうに見えます。上値を押さえる可能性が高いので108.80円~109.00円付近まで上昇する局面があれば戻り売りを狙った戦略も悪くはなさそうです。サポートとしては21日移動平均線の差し掛かる107.95円付近が短期的には意識されそうです。
テクニカル面では109円付近にある200日移動平均線は強固なレジスタンスとして機能しそうに見えます。上値を押さえる可能性が高いので108.80円~109.00円付近まで上昇する局面があれば戻り売りを狙った戦略も悪くはなさそうです。サポートとしては21日移動平均線の差し掛かる107.95円付近が短期的には意識されそうです。