米中貿易問題巡り一喜一憂
昨日のドル/円は、米中貿易問題を巡る観測報道に一喜一憂しつつも107円台を回復。早朝には「中国が米中協議の議論の幅を狭める」と伝わり、交渉が難航するとの見方から106.60円台に下落する場面があった。しかし、NY市場では「中国が通商交渉の工程表を用意」と伝わった他、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が中国企業の上場廃止を検討していないと述べた事を受けて一時107.40円台まで反発した。
米中閣僚級通商協議を10-11日に控えており、本日も観測報道に振らされやすい市場環境が続きそうだ。なお、トランプ米大統領は「中国との部分的な貿易合意は我々の望むものではない」と述べて中国の構造改革問題を先送りする姿勢をけん制しており、協議の行方は予断を許さない。
米中閣僚級通商協議を10-11日に控えており、本日も観測報道に振らされやすい市場環境が続きそうだ。なお、トランプ米大統領は「中国との部分的な貿易合意は我々の望むものではない」と述べて中国の構造改革問題を先送りする姿勢をけん制しており、協議の行方は予断を許さない。