ナガイレーベが３日ぶり反発、海外への生産シフト推進で２０年８月期は増収増益見通し

　ナガイレーベン<7447.T>が３日ぶりに反発している。３日の取引終了後に発表した２０年８月期連結業績予想で、売上高１７４億円（前期比３．７％増）、営業利益５１億６７００万円（同５．１％増）、純利益３６億５００万円（同４．６％増）と増収増益を見込んでいることが好感されている。

　ヘルスケアウェアで前期からずれ込んだ更新物件などを確実に受注に結び付けるほか、患者ウェアの新規取引による増収を図り過去最高の売上高達成を目指す方針。また、引き続き海外への生産シフトの推進及びインドネシア中部ジャワに移管した新規海外生産拠点の生産性向上などで、増益転換を見込む。

　なお、１９年８月期決算は、売上高１６７億８５００万円（前の期比２．１％減）、営業利益４９億１８００万円（同６．６％減）、純利益３４億４５００万円（同６．３％減）だった。

出所：MINKABU PRESS