ミサワが一時Ｓ高、新シリーズ販売順調で２０年１月期業績予想を上方修正

　ミサワ<3169.T>が急反騰して一時ストップ高の５２０円に買われ、年初来高値を更新している。１２日の取引終了後、２０年１月期の連結業績予想について、売上高を１０４億３０００万円から１０６億７９００万円（前期比４．８％増）へ、営業利益を３億９２００万円から５億８０００万円（同４４．２％増）へ、純利益を同２億３４００万円から３億５０００万円（同２．１倍）へ上方修正したことが好感されている。

　従来の人気シリーズに加えて、新シリーズの販売が順調に伸びていることが売り上げ増に寄与。また、適正量の在庫コントロールにより、人気シリーズの欠品による機会損失が抑制されていることや、ＥＣサイトへの継続的な追加開発による増収効果が主な要因としている。更に、上期で円高により海外協力工場から仕入れる家具の粗利益率が向上したことなども貢献する見通しだ。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（２～７月）決算は、売上高５５億７０００万円（前年同期比８．４％増）、営業利益５億１４００万円（同２．１倍）、純利益３億６２００万円（同２．９倍）だった。

出所：minkabuPRESS