【売り】日産自動車(7201)しばらくもみ合いは続くか？=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】日産自動車(7201)

■注目理由
6月以降約750円～800円の間で推移したのち、7月末より大きく下落しました。直近ようやく下げ止まった気配があり、現在はおよそ640円～660円の間を推移しています。次の展開まではもみ合いが続くことが懸念され、様子見姿勢は強まると判断します。

■テクニカル分析
下降している25日移動平均線と同社株価の乖離は狭まりつつある状況ですが、上昇しての接近ではなく横ばいでの接近のため、依然として注意が必要でしょう。現在は650円を境に上下していますが、引き続き上値の重い展開となることが予想されます。

■事業概要
自動車大手企業。仏ルノー傘下。三菱自動車とも開発販売など、グローバルに展開。時価総額約2兆7,421億円。PER約14.8倍 PBR約0.5倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高2兆3724億22百万円(前年同期比-12.7%)、営業利益16億9百万円(同-98.5%)、純利益63億77百万円(同-94.5%)となっています。