決算プラス・インパクト銘柄 … アインＨＤ、トリケミカル、ＡＣＣＥＳＳ (8月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の8月29日から8月30日の決算発表を経て9月2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トリケミカル <4369>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比53.9％増の17.7億円に拡大し、従来予想の13.9億円を上回って着地。

★No.2　内田洋 <8057>
　19年7月期の連結経常利益は前の期比27.8％増の41.5億円になり、従来予想の33.3億円を上回って着地。

★No.3　巴工業 <6309>
　19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比18.9％増の18.7億円に伸び、通期計画の23億円に対する進捗率は81.7％に達し、5年平均の60.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4369> トリケミカル 　東１ 　 +16.27 　　8/30　　上期　　　 53.85
<8057> 内田洋 　　　　東１ 　 +12.52 　　8/30　本決算　　　　2.29
<6309> 巴工業 　　　　東１　　 +2.46 　　8/30　　　3Q　　　 18.86
<3329> 東和フード 　　ＪＱ　　 +1.92 　　8/30　　　1Q　　　 -3.73
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 +1.80 　　8/30　　　1Q　　　 16.68

<4813> ＡＣＣＥＳＳ 　東Ｍ　　 +1.72 　　8/30　　上期　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9月2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース