■今後の見通し
木徳神糧<2700>の2019年12月期通期の業績は、売上高112,000百万円(前期比2.1%減)、営業利益700百万円(同12.8%減)、経常利益700百万円(同15.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益460百万円(同62.5%増)と予想されている。
主力の米穀事業では大手外食チェーンやコンビニエンスストア向け需要は引き続き好調に推移すると予想されている一方で、令和元年(2019年)産米は豊作、価格低下が見込まれており、同社の米穀事業の利益率は下期以降改善が見込まれている。長雨が続いたが、米の大産地である北海道、東北(特に秋田、新潟)は大きな悪影響を受けていないことから、現時点では作付けや作柄は順調との見方が多い。なお親会社株主に帰属する当期純利益は、2018年12月期に台湾子会社の減損損失(特別損失)を計上したことから前期比では大幅増益となる見込み。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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木徳神糧<2700>の2019年12月期通期の業績は、売上高112,000百万円(前期比2.1%減)、営業利益700百万円(同12.8%減)、経常利益700百万円(同15.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益460百万円(同62.5%増)と予想されている。
主力の米穀事業では大手外食チェーンやコンビニエンスストア向け需要は引き続き好調に推移すると予想されている一方で、令和元年(2019年)産米は豊作、価格低下が見込まれており、同社の米穀事業の利益率は下期以降改善が見込まれている。長雨が続いたが、米の大産地である北海道、東北(特に秋田、新潟)は大きな悪影響を受けていないことから、現時点では作付けや作柄は順調との見方が多い。なお親会社株主に帰属する当期純利益は、2018年12月期に台湾子会社の減損損失(特別損失)を計上したことから前期比では大幅増益となる見込み。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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