<動意株・30日>(前引け)=テクポイント、ワイヤレスG、セルシード

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/30 11:36
<動意株・30日>(前引け)=テクポイント、ワイヤレスG、セルシード  テックポイント・インク<6697.T>=上値追い指向を強める。7月26日以来となる800円台回復を目前に捉えている。半導体ファブレスメーカーで米シリコンバレーを本拠とする。監視カメラ向け及び車載用半導体で競争力が高く業績は好調。会社側では車載用半導体はドライブレコーダーや電子ミラーに用途を拡大させ、先進運転支援システムの普及に合わせ需要を取り込む戦略を打ち出している。ここ市場が急拡大途上にあるドライブレコーダー関連の有力株としての位置づけで買いを呼び込んでいる。

 ワイヤレスゲート<9419.T>=大幅高で新値街道復帰。前日こそ上昇一服となったがきょうは改めて投資資金が攻勢をかけている。年初来高値828円を一気に抜き去った。他社回線を借りて無線ネット通信サービスを展開する。足もとの業績は低調ながら、IoT分野のセキュリティーなどに注力し収益機会を広げている。信用取引は直近データで売り残が100万株を超え、信用倍率は0.87倍。日証金では貸借倍率が0.28倍で需給相場の様相を強めている。

 セルシード<7776.T>=ストップ高カイ気配。大阪大学が29日、iPS細胞から作ったシート状の角膜細胞を初めて患者に移植したことが伝えられたことで、角膜再生上皮シートの開発を手掛ける同社やジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>に買いが入っている。今回、大阪大学の西田幸二教授らの研究チームが行った角膜細胞の移植は、「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者を対象とした臨床研究の初の事例で、国内では目の網膜の難病である加齢黄斑変性症やパーキンソン病に次いで3件目のiPS細胞を利用した移植となる。今後、臨床研究が順調に進み実用化されれば、慢性的な角膜提供者の不足の解消につながことが期待されているだけに、株式市場でも関心が高まっているようだ。

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出所:minkabuPRESS
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