決算マイナス・インパクト銘柄 … 環境管理、総医研ＨＤ、北川精機 (8月16日～22日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から23日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　環境管理 <4657>
　19年6月期の連結経常損益は1億6400万円の黒字(前の期非連結は1億3500万円の赤字)に浮上したが、20年6月期の同利益は前期比2.4％減の1億6000万円に減る見通しとなった。

▲No.3　北川精機 <6327>
　19年6月期の連結経常利益は前の期比15.9％増の5.5億円に伸びたが、20年6月期は前期比38.6％減の3.4億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4　ＭＨグループ <9439>
　19年6月期の連結経常利益は前の期比61.9％増の6800万円に拡大したが、20年6月期は前期比33.8％減の4500万円に落ち込む見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2385> 総医研ＨＤ 　　東Ｍ 　 -21.91 　　8/16　本決算　　　　4.90
<4657> 環境管理 　　　ＪＱ 　 -18.12 　　8/16　本決算　　　 -2.44
<6327> 北川精機 　　　ＪＱ 　 -17.16 　　8/19　本決算　　　-38.63
<9439> ＭＨグループ 　ＪＱ　　 -1.20 　　8/16　本決算　　　-33.82

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした23日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース