【売り】ＫＤＤＩ(9433)短期的に上昇しており、調整に注意が必要=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】ＫＤＤＩ(9433)

■注目理由
8月1日に第1四半期決算を発表。増収減益となっており、業績としては横ばいで推移。通信分野のみならず、aupayや株ドットコム証券とのTOB、損害保険会社の子会社化など非通信分野でも積極的に拡大を進めている。

■テクニカル分析
8月からの日本株全体の下落に巻き込まれ、同社も下落したが、8月7日の2629円を底に反発して推移。4日連続高となっている。
好調に推移しているものの、短期的に大きく上昇していることから、明日は一旦調整の可能性が高いと判断

■事業概要
携帯電話などの総合通信会社。　時価総額約6.5兆円。PER約11倍 PBR約1.5倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高1兆2461億1百万円(前年同期比+2%)、営業利益2558億0百万円(同-11.4%)、純利益1625億53百万円(同-9%)となっている。