<動意株・14日>(前引け)=日本工営、ベネフィJ、パートナーA

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/08/14 11:38
<動意株・14日>(前引け)=日本工営、ベネフィJ、パートナーA  日本工営<1954.T>=急騰。前日に2179円の年初来安値をつけていたが、きょうは動きを一変させマドを開けて急浮上、前日比12%を超える上昇で2500円台まで上値を伸ばした。同社は発電や灌漑(かんがい)を主力とする総合建設コンサルのトップ企業だが、13日取引終了後に発表した19年6月期通期決算は前の期比で増収を確保したものの、海外コンサル事業の受注後ズレなどが影響して営業利益は22%減と低調だった。しかし、同日に発行済み株数の5.1%にあたる80万株を上限とする自社株買いを発表、合わせて買収防止策の廃止も決めており、これが好感された。なお同社は、きょう午前10時30分に36万8600株(発行済み株数の2.35%相当)の自社株買いを実施したことを開示、これによる株式価値の増大や株式需給関係の改善を評価する買いを誘導している。

 ベネフィットジャパン<3934.T>=売り物薄に対して大量の買い注文が入り値がつかない状況。株価はきょうで5連騰となるが、カイ気配のまま、昨年10月初旬以来約10カ月ぶりの1000円大台に歩を進めている。対面営業を主力に情報機器を販売するほか、回線を借りて通信サービスを行うMVNO事業で収益を伸ばしている。13日取引終了後に発表した19年4~6月期決算は営業利益が前年同期比67%増の3億100万円と急拡大しており、これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。

 パートナーエージェント<6181.T>=急伸。同社は結婚相談所を運営、専任担当者との面談重視で需要を開拓しているほか、婚活パーティーなども展開している。13日取引終了後に発表した19年4~6月期決算では営業利益が前年同期比3.7倍の8800万円と好調で、対通期進捗率も38%に達した。これを手掛かり材料に短期資金が集中している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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