日本郵政が上場来初の4ケタ大台割れ、低調な業績懸念して見切り売り◇
日本郵政<6178.T>の下値模索が続き、きょうは一時11円安の994円まで水準を切り下げ、上場して初めて4ケタ大台を割り込んだ。前週末9日取引終了後に発表した19年4~6月期決算は経常利益が前年同期比3.8%減の2022億3800万円だった。通期業績見通しについては従来見通しを据え置いているものの、6月下旬から相次いで明るみに出たかんぽ生命保険<7181.T>の不適切販売については、日本郵政の4~6月期業績にはほとんど反映されていないため、下方修正リスクを嫌気した見切り売りを誘っている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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