ジオスター、今期最終を83%下方修正、未定だった上期配当は無配転落

配信元:株探
投稿:2019/08/09 15:00
 ジオスター <5282> [東証2] が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比46.6%減の1.3億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→1億円(前期は20.2億円)に83.3%下方修正し、減益率が70.3%減→95.1%減に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の5億円→1.5億円(前年同期は6.4億円)に69.0%下方修正し、減益率が22.2%減→75.9%減に拡大する見通しとなった。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.3%→10.3%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は、2019年7月16日に公表いたしました「連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」に記載の通り、2019年7月12日開催の取締役会決議に基づき連結子会社であるGEOSTR-RV PTE.LTD.の全株式を譲渡いたしました。この結果、同社及び同社の100%子会社であるGEOSTR RV(M) SDN.BHD.は当社の連結子会社から除外されました。これに伴い、2020年3月期第1四半期の連結決算において関係会社事業損失として500百万円の特別損失を計上しております。本特別損失の計上により、第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想数値の500百万円から155百万円に減少する見通しです。通期の連結業績につきましては、大型セグメント製品の生産・売上が翌期へずれ込むことを主因として、売上高は290億円(対前回予想 6.5%減)、営業利益及び経常利益は8億円(対前回予想 20.0%減)となる見通しです。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、上記の減益要因に加えて、関係会社事業損失の計上により、1億円(対前回予想83.3%減)となる見通しです。なお、通期の個別業績につきましては、連結と同様の理由により、売上高281億円(対前期実績15.2%減)、営業利益9.6億円(対前期実績72.7%減)、経常利益9.6億円(対前期実績72.9%減)、当期純利益1.6億円(対前期実績92.2%減)となる見通しです。
配信元: 株探

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