新興市場銘柄ダイジェスト:札臨はストップ高、リンクバルがストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/06 15:25


<3624> アクセルM 634 +60
一時ストップ高。開発中のブロックチェーンゲーム「コントラクトサーヴァント」の一般ユーザー向けオープンβテストを8日から7日間に渡り実施すると発表している。オープンβテストでは、プレセールで販売予定のトレーディングカードを参加者全員が最初から複数枚所持している状態でデッキ編成からバトルまでを提供する。テスト発表で新作ゲームに対する期待が高まり、投資資金が流入したようだ。

<9776> 札臨 1931 +400
ストップ高。20年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比179.1%増の2.67億円と発表している。調剤薬局事業で技術料の改善に加え、店舗が堅調に推移したことから利益が拡大した。臨床検査事業も顧客との取引が順調に推移したほか、人材や設備への投資を一部繰り延べ、増益に寄与した。通期予想は前期比1.1%増の8.24億円で据え置いた。進捗率は32.4%に達している。

<6046> リンクバル 563 -100
ストップ安。2日に19年9月期の売上高を従来予想の33.47億円から27.20億円(前期実績27.69億円)に下方修正。自社主催イベントの掲載数を削減し、他社主催イベントの掲載を強化したため。営業利益予想は10.30億円で据え置いたが、第3四半期累計の実績は前年同期比52.0%増の7.55億円で着地。第2四半期累計時点(82.0%増の5.11億円)からの伸び率鈍化も嫌気されたようだ。

<4594> ブライトパス 327 +29
急伸。がんペプチドワクチン「GRN-1201」のメラノーマ対象第1相臨床試験の結果、主要評価項目である安全性・忍容性及び副次評価項目の免疫応答が確認できたと発表している。また、現在進められている第2相臨床試験では、ペンブロリズマブの併用により単剤の場合を上回るがん免疫誘導が発揮され、主要評価項目の奏効率に結びつくことが期待されているという。新薬開発に対する期待が高まり、買いが膨らんだ。

<3423> エスイー 312 +20
年初来高値。20年3月期第1四半期の営業利益が前年同期実績0.20億円の約17倍となる3.33億円になったと発表している。建設用資機材の製造・販売事業でケーブル製品分野やコンクリート製品分野が伸長し、増益に寄与した。建築用資材の製造・販売事業も順調に伸びた。通期予想は前期比3.0%増の11.53億円で据え置いた。進捗率は28.9%に達しており、好業績を受けて買いが膨らんだ。

<4800> オリコン 1447 +188
急伸。20年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比78.8%増の2.89億円、純利益を86.6%増の1.76億円と発表している。顧客満足度(CS)調査事業やニュース配信・PV事業が好調に推移し、増益をけん引した。データサービス事業も堅調だった。通期の営業利益予想は非開示、純利益予想は前期比25.1%増の7.23億円で据え置いた。純利益の進捗率は24.3%。

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配信元: フィスコ

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