ドル/円、上値重い
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。利下げ観測などを背景に米国債利回りが低下する中、NY市場終盤には108円台を割り込んだ。米利下げを巡っては、タカ派のジョージ・カンザスシティ連銀総裁でさえも「貿易、関税、世界経済が見通しに対するリスク」「リスクに基づいて見解を調整する準備をしている」などと述べている。なお、米金利先物は7月30-31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25bpの利下げが行われる確率を引き続き100%織り込んでいる。
こうした中、ドル/円は本日も上値の重い展開が見込まれる。日足一目均衡表の転換線(108.39円前後)が上値抵抗となろう。ただ、20日移動平均線を再び割り込んでおり、ここからの下値余地も限られそうだ。月初来安値(107.53円前後)付近は下値支持として機能すると考えられる。
こうした中、ドル/円は本日も上値の重い展開が見込まれる。日足一目均衡表の転換線(108.39円前後)が上値抵抗となろう。ただ、20日移動平均線を再び割り込んでおり、ここからの下値余地も限られそうだ。月初来安値(107.53円前後)付近は下値支持として機能すると考えられる。