今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也

著者:神田卓也
投稿:2019/07/17 15:40

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、仲値公示にかけて108.30円台に強含む場面もありましたが、日本株の軟調地合いを背景に108.10円台まで押し戻されるなど、方向感に欠ける展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

7/17(水)
17:30☆英6月消費者物価指数
17:30 英6月生産者物価指数
17:30 英6月小売物価指数
18:00 ユーロ圏5月建設支出
18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値
19:45 バンク・オブ・アメリカ(BOA)4-6月期決算
20:00 南ア5月小売売上高
21:30 カナダ5月製造業出荷
21:30☆カナダ6月消費者物価指数
21:30 米6月住宅着工件数
21:30 米6月建設許可件数
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:30 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
----- G7財務相・中央銀行総裁会議(仏シャンティイ、18日まで)

7/18(木)
08:50 日本6月貿易収支(通関ベース)
10:30☆豪6月新規雇用者数
10:30☆豪6月失業率

※☆は特に注目の材料

ドル/円は7月末の米利下げが確実視される中、利下げ幅が25bpか50bpかを巡って右往左往しています。今夜は米地区連銀経済報告(ベージュブック) が発表されますが、決め手にはなりにくいでしょう。ドル/円は、欧米株や米長期金利の動きを横目にしながらの展開となりそうです。
神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
配信元: 達人の予想