ドル/円、20日線付近に収斂
昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横ばい。値動きも108.00円を挟んで30銭程度の小幅なものに留まった。7月末の米利下げが確実視される中、ドルの上値は重いものの、利下げ幅が100%織り込み済みの25bpなら相場への影響は小さいとの見方も少なくない。ドル/円は本日も20日移動平均線(107.97円前後)付近での値動きが見込まれ、日足ボリンジャーバンドの±1シグマ(107.48~108.45円前後)内で推移する公算が大きいだろう。
材料面では、米6月小売売上高の結果が注目される。仮に下振れ幅が大きいようだと50bp利下げの思惑が強まり、ドルに下落圧力がかかる可能性がある。もっとも、予想は前月比+0.2%となっており、市場は4カ月連続での増加を見込んでいる。
材料面では、米6月小売売上高の結果が注目される。仮に下振れ幅が大きいようだと50bp利下げの思惑が強まり、ドルに下落圧力がかかる可能性がある。もっとも、予想は前月比+0.2%となっており、市場は4カ月連続での増加を見込んでいる。