新興市場銘柄ダイジェスト:モブキャストはストップ高、スタジオアタオがストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/11 15:24
<3664> モブキャスト 361 +80
ストップ高。子会社のモブキャストゲームスが新規プロジェクトへ参画すると発表している。人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を含む「エヴァンゲリオンシリーズ」を題材としたスマートフォン向け新作ゲームを20年に配信する予定。ゲーム概要、配信エリアなどを含む具体的なプロジェクト内容は順次知らせるとしている。人気アニメのゲーム配信とあって、将来の利益拡大に資するとの期待が膨らんだようだ。

<3550> スタジオアタオ 1015 -300
ストップ安。20年2月期第1四半期の営業利益を前年同期比5.1%減の3.3億円と発表している。総合ショップ「アタオランド」の出店に伴う一時費用の発生やGoogleの広告枠に関するテクノロジーの変更等によるインターネット広告の単価上昇などが響いた。通期予想は前期比18.3%増の8.8億円で据え置いた。進捗率は37.5%に達しているが、第1四半期の低調が嫌気され、売りが膨らんだようだ。

<4837> シダックス 241 -7
大幅に6日続落。20年3月期の営業利益予想を15.70億円(前期実績17.39億円)と発表。組織・人材の補強費用や役職員に支給する経営改革推進一時金が利益を圧迫する見込み。シンジケートローン契約の財務制限条項「営業損益21.5億円以上」に抵触するおそれがあるが、早期返済する方向で協議しており、新たな借り入れの財務制限条項は予想を下回る水準に設定される見込み。年間配当予想は無配(同無配)。

<4287> ジャストプラ 544 +9
大幅に5日続伸。ファジアーノ岡山スポーツクラブが運営するJリーグチーム、ファジアーノ岡山のホームスタジアム(シティライトスタジアム)でスマートフォンオーダーシステム「Putmenu」の運用を21日から開始すると発表。スタジアムグルメ「ファジフーズ」は各テントに集中する傾向があり、機会損失が発生していたという。Putmenu導入により、会場内でスマホによる注文や料理完成の通知が可能になる。

<4593> ヘリオス 1561 -150
急落。ニコン<7731>との業務・資本提携を拡大すると発表している。ニコンの細胞受託製造業務の推進などで協力する。また、ニコンを割当先に新たに無担保転換社債型新株予約権付社債40個(潜在株式数196万3672株)を発行する。このほか海外募集による新株194万8100株の発行と22年満期のユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の発行を公表しており、株式価値の希薄化懸念から売りが広がった。

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配信元: フィスコ

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