新興市場銘柄ダイジェスト:中央化学はストップ高、オプトエレクトがストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2019/06/24 15:29
<6166> 中村超硬 555 +80
ストップ高。ダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡及びダイヤモンドワイヤ製造に関する技術供与を行うことを目的とした基本合意書を中国の南京三超社と締結し、今後正式な契約締結に向けた協議を開始すると発表している。20年3月期に設備売却や技術等の供与の対価として約20億円の収益計上を予定している。ライセンス料は21年3月期以降に計上する予定。現在進行中の新株予約権の行使と併せ、早期の債務超過解消を目指す。


<7895> 中央化学 480 +80
ストップ高。一部メディアが「セブン—イレブン・ジャパンは7月中をメドに、おにぎり全品の包装を植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチック素材に切り替える」と報じている。報道では「石油由来の素材を減らし、プラスチック使用量を削減する」としており、素材や製品開発を手掛け、環境負荷低減を志向している中央化学の利益向上につながる可能性があるとの思惑から投資資金が流入したようだ。


<6664> オプトエレクト 797 -150
ストップ安。19年11月期の営業利益を従来予想の3.50億円から1.65億円(前期実績4.51億円)に下方修正している。5月31日付で米HONEYWELL INTERNATIONAL, INC.ほか同社のグループ会社2社から特許権侵害に絡む訴訟を提起され、6月19日に米子会社で訴状を受理した。これに伴い、必要な弁護士費用及びその他経費について予算を計上した結果、販管費が増加すると見込む。


<7067> ブランディングテクノロジー 4160 0
公開価格の約2.8倍となる4825円で初値を付けた。21日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。設立年月日は01年8月16日。事業内容はインターネットを利用した各種情報提供サービス、広告業及び広告代理店業、ホームページの企画立案・開発・管理など。20年3月期の営業利益予想は前期比21.7%増の1.80億円。ブランド事業やデジタルマーケティング事業が順調に伸びると見込む。


<6629> テクノホライゾ 471 +29
急騰。FA関連機器の開発などを手掛ける連結子会社のタイテックがエムディテクノスの全株式を取得したと発表している。エムディテクノスは、メカトロニクス技術を駆使した各種製造装置、画像処理技術を駆使した各種検査装置などを設計・製作するエンジニア集団。株式取得で技術を取り込む。


<6837> 京写 322 +15
大幅に4日続伸。メキシコ子会社が現地に工場を設立し、新たな事業として実装搬送治具の製造販売を開始したと発表している。現地企業から事業譲渡で生産設備、人材および顧客を引き継いだ。メキシコには日系自動車メーカーが多数進出しており、現地生産でスピーディーな製品供給などが可能になるとしている。11日に直近高値(330円)を付けた後、株価が軟調に推移していたことも買いやすさにつながったようだ。


<4978> リプロセル 218 +5
大幅に反発。出資している合弁会社を通じ、インドの主要病院グループであるKamineni Life Sciencesと合弁会社を設立すると発表。合弁会社名はFox Chase Bioserveで、事業内容はインドでの生体試料バンクの開設および運営。リプロセル<4978>の連結子会社となり、同病院グループからの生体試料へのアクセスを確立するとともに、生体バンク事業の早期立ち上げを目指す。


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配信元: フィスコ

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