【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円は小幅に続落。週初108.240で寄り付いた米ドル/円は、トランプ大統領が示したメキシコへの関税賦課を嫌気して軟調に推移。更に米国の利下げ懸念が高まったことで108円を割れる展開となりました。安値は6月5日の107.80。
6月6日にはメキシコへの関税引上げが見送られるのではという報道を受け、一時108円台後半まで値を戻しましたが、弱い雇用統計を受けて再度108円割れまで下落。その後は米国株の上昇を受けて値を戻し108.180で引けました。
なお、米国のメキシコへの関税賦課については、7日にトランプ大統領が見送りを示唆しています。
また、7日に発表された米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比7.5万人増と市場予想の同17.5万人増、平均時給の前月比が+0.2%(市場予想:同+0.3%)、前年比が3.1%(市場予想:同+3.2%)と弱い結果でした。なお、非農業部門雇用者数は前回分が26.3万人増から22.4万人増に下方修正されました。失業率は3.6%と予想と変わらず。
今週発表予定の主要経済指標は以下とおりです。日本時間で来週6月20日AM3時にFOMCの結果が発表されますが、マーケットは米国の利下げを意識しており、、FOMCのゆくえを占う上でも、先週の雇用統計に加え今週発表される消費者物価指数と小売売上高に注目です。
6月6日にはメキシコへの関税引上げが見送られるのではという報道を受け、一時108円台後半まで値を戻しましたが、弱い雇用統計を受けて再度108円割れまで下落。その後は米国株の上昇を受けて値を戻し108.180で引けました。
なお、米国のメキシコへの関税賦課については、7日にトランプ大統領が見送りを示唆しています。
また、7日に発表された米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比7.5万人増と市場予想の同17.5万人増、平均時給の前月比が+0.2%(市場予想:同+0.3%)、前年比が3.1%(市場予想:同+3.2%)と弱い結果でした。なお、非農業部門雇用者数は前回分が26.3万人増から22.4万人増に下方修正されました。失業率は3.6%と予想と変わらず。
今週発表予定の主要経済指標は以下とおりです。日本時間で来週6月20日AM3時にFOMCの結果が発表されますが、マーケットは米国の利下げを意識しており、、FOMCのゆくえを占う上でも、先週の雇用統計に加え今週発表される消費者物価指数と小売売上高に注目です。