【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】
先週の米ドル/円は続落。週初109.315で寄り付いた米ドル/円は、週後半にかけて概ね109円台で推移していたものの、トランプ大統領が6月10以降のメキシコからの輸入品全てに5%の関税を賦課し、メキシコが不法移民を巡る対応をするまで関税を段階的に25%まで引き上げるとの報道に加え、中国製造業PMIが市場予想より弱かったことで109円台割れまで下落。更に世界的な景気減速懸念で米株式が下落、米国債利回りも低下したことで、ドル円は1月以来の安値となる108.350まで下落。108.370で引けました。
なお、週末にトランプ大統領は、インドとトルコを一般特恵関税制度の対象から除外しています。また、ドイツの連立与党の一角SPDのナーレス党首が辞任しており、ドイツにおいては連立政権の行方に不安感が漂います。
今週発表予定の主要経済指標は以下とおりで、米中の主要経済指標に加え、政策金利動向などにも注目です。
なお、週末にトランプ大統領は、インドとトルコを一般特恵関税制度の対象から除外しています。また、ドイツの連立与党の一角SPDのナーレス党首が辞任しており、ドイツにおいては連立政権の行方に不安感が漂います。
今週発表予定の主要経済指標は以下とおりで、米中の主要経済指標に加え、政策金利動向などにも注目です。