【買い】きんでん(1944)

著者:堀篤
投稿:2019/06/03 09:36

上方修正の可能性アリ

全国で電気通信工事を受注する大手企業。
インバウンドによるホテル建設ラッシュなどに伴い、業績は堅調。東京五輪や首都圏の再開発案件が続き、繁忙状態が継続している。
五輪終了後も、2023年完工予定のミャンマーのヤンゴン環状線の改修に伴う信号・電気設備を受注するなど、海外での受注が活発になりそうだ。
また、5G設備の進捗が進めば、同社受注にも大きく影響する。
2019年3月期は4.5%増益の403億円の営業利益となったが、2020年3月期は0.1%増益の404億円を予想。ただし、同社の業績予想は保守的なことが多く、今回の予想も、単に増益であることのみを意味する数値であり、上方修正の可能性は高い。

株価は、2017年後半から、1700円から1900円の狭いレンジのボックス圏を動いている。先週末の1670円は、その動きの中では底値近辺に当たる。この水準でのPBRは0.8倍であり、割安感も強い。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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