DIT、今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2019/05/15 15:00
 デジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期第3四半期累計(18年7月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比49.0%増の9.6億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の9.9億円→10.6億円(前期は7.9億円)に6.8%上方修正し、増益率が26.2%増→34.8%増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.2億円→4.8億円(前年同期は4.1億円)に16.2%増額し、増益率が1.0%増→17.3%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→16円に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.7%増の3.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.6%→11.8%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2019年6月期につきましては、金融系業務システム開発を中心にソフトウエア開発事業が伸びると共に運用サポート事業も好調に推移しております。また、組込系のソフトウエア開発及び検証業務は車載関連業務の需要が拡大し、利益率の大幅な改善が図られております。更に、自社商品事業においてはWebセキュリティソリューション「WebARGUS:ウェブアルゴス」とExcel業務イノベーションプラットフォーム「xoBlos:ゾブロス」が共にサイバーセキュリティ対策や働き方改革の社会的ニーズの高まりを受け、順調な伸びを示しております。 これらの売上高の増加に伴い、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも当初予想を上回る見込みです。

  当社は、利益配分につきましては、内部留保とのバランスを考慮しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 2019年6月期の当社の期末配当については、当社の業績予想及び財政状態等を総合的に勘案した結果、当社の配当基本方針を踏まえ、1株当たり9.00円の期末配当を実施する方針といたしました。※上記の予想は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となることがあります。
配信元: 株探

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